インプラントで失った歯がよみがえる!【デンなび】
メタルボンド,オールセラミック

インプラントの種類

インプラントは人工歯根であるフィクスチャーと人工歯、それらをつなぐアバットメント(連結部分)の3つの部分からなります。1回法の場合は、1ピースというフィクスチャーとアバットメントが一体になったものを使用する場合もあります。
また、フィクスチャーや人工歯には素材・形状などによって違いがあります。

骨との結合性は? インプラント(人工歯根)の種類について

インプラントの本体である人工歯根は100種類以上あり、その内の約20種類が日本で許可されていて、病院によって使われている人工歯根の種類は違います。

インプラント(人工歯根)の形状

現在主流となっているのはスクリュータイプとシリンダータイプです。バスケットタイプ・ブレードタイプは破損などの報告があり、現在あまり使われなくなっています。

スクリュータイプ

スクリュータイプはネジのような形をしています。また、スクリュータイプは先の方まで一定の太さのストレートタイプと、先に行くほど細くなっているルートタイプに分かれます。

スクリュータイプは噛む力を骨に均一に伝えることができ、以前は多く使用されていたブレードタイプに比べて埋め込むための穴が小さくて済むというメリットがあります。

シリンダータイプ

上部から下部まで同じ形状の円筒型であり、ネジがありません。埋め込む際には、あごの骨に穴を開けて打ち込むだけで済みますが、表面積がスクリュータイプに比べて小さいため、骨との結合が初期では弱く、2回法に適しています。

また、あごの骨が細い場合などはスクリュータイプでは埋め込むのが困難なので、シリンダータイプが使用されます。

インプラントは何でできている?

1980年代人工サファイア(科学名は酸化アルミニウム)でできた人工歯根を使用していましたが破損の報告が多く、現在はあまり使用されていません。1952年にブローネマルク教授が骨とチタンが結合することを発見し、研究の末チタンの生体親和性が優れていることが証明され、インプラントに応用されるようになりました。現在ではほとんどがチタンを素材としたインプラントが使用されています。

近年では純チタンのほかに、骨との結合性を高めるためにセラミックコーティングを施したチタンも使われるようになってきています。

天然の歯に見えるのは? 人工歯の種類について

インプラントの上部構造である人工歯にも種類があり、素材が違っています。審美性や機能性が異なるため使用する部位によって使う素材も違ってきます。

メタルボンド

メタルボンドとは外側はセラミックですが中は金属となっています。中が金属なので強度に優れ、奥歯のインプラントに多く使用されます。また、透明感・美しさもあって審美性に優れ、体への適合性も優れています。

しかし、内側に使用する金属によって金属アレルギーを引き起こす場合もあります。

オールセラミック

オールセラミックはセラミックのみで作られているため美しさや透明感に優れ、天然の歯に近く、劣化や変色がしにくくなっています。前歯などの審美性を必要とする部位に使用されます。金属アレルギーを持っている人でも安心して使用でき、汚れがつきにくいというメリットがあります。

ハイブリッドセラミックス

ハイブリッドセラミックスは強度の高いプラスチックで、色は白いですが、セラミックほどの透明感・美しさがなく審美性は劣ります。強度もセラミックと比較すると低く、汚れが付きやすいというメリットもあります。柔軟性があり噛み合う歯を傷つけないため、奥歯に使用されることが多いです。

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