インプラントで失った歯がよみがえる!【デンなび】
インプラント,手術

治療法

インプラントの治療方法には2種類あります。それは1回法と2回法です。手術が1度で済む1回法と、2度手術を行う2回法。できれば手術の回数が少ないほうが良いですが、それぞれにメリット・デメリットがあるのです。

1回法と2回法はどう違う?

1回法と2回法では手術の回数が違うほかに、何が違っているのでしょうか。

誰でも手術の回数は少ないほうが良いと思ってしまいますが、それぞれにどんな良い点があり、どんな欠点があるのか確認していきましょう。

1回法の手術の流れ

  • 1.局所麻酔を行い、歯茎を切開してあごの骨にインプラント(フィクスチャーという人工歯根)を埋め込むための穴をあけます。
  • 2.インプラントを埋め込みます。
  • 3.アバットメントを取り付けます。このとき、アバットメントが歯肉の上に出ている状態にしておきます。
  • 4.インプラントがあごの骨と結合されるのを待ち、結合したら人工の歯を取り付けます。

1回法の治療期間

1回法の手術から治療が終了するまでの期間は、上あごの治療で3〜4ヶ月、下あごでの治療では2〜3ヶ月とされています。

2回法の手術の流れ

1次手術

  • 1.局所麻酔を行い、歯茎を切開してあごの骨にインプラントを埋め込むための穴をあけます。
  • 2.インプラントを骨の中に埋め込みます。
  • 3.インプラントの上に歯肉をかぶせます。そしてインプラントがあごの骨と結合されるのを待ちます。

2次手術

  • 1.インプラントがあごの骨と結合したら、歯肉を切開し、1次手術で埋め込んだインプラント本体にアバットメントを取り付けます。
  • 2.切開した歯肉が治ったら、人工の歯を取り付けます。
2回法の治療期間

2回法の治療期間は、上あごのインプラント治療で約5〜7ヶ月、下あごの場合は3〜4ヶ月かかります。

1回法と2回法どっちがいいの?

1回法は手術の回数が少なく、手術の時間を短縮することが可能なので患者への負担が少なく、手術の回数が少ないのでコストも抑えられるというメリットがあります。

そして、1度の手術でできるので治療期間も短く済みます。しかし、1回法の場合骨移植や骨再生を同時に行う場合に細菌感染のリスクが高いというデメリットもあります。そのため、1回法を行うためには、インプラントを埋め込むための骨の厚さや骨の高さが必要となります。

また、2回法は2回手術を行うため、患者への負担は大きいというデメリットがありますが、あごの骨の状態に関わらず適用でき、1次手術後に切開した部分をしっかりと縫合して骨とインプラントを結合させるため、細菌感染の可能性が低いというメリットもあります。

1回法と2回法は、自分だけでは決められることではありません。主治医と相談して自分に適した方法で行うべきだといえます。また、1回法はさまざまな制約があるために、適応となるケースは少なくなっていて、現在は2回法のケースの方が多くなっています。

即日インプラントとは?

近年「即日インプラント」という言葉をよく耳にします。インプラント治療は比較的治療期間の短い1回法による治療であっても数ヶ月かかりますが、即日仮歯が入ってしまうのです。また、患者への負担が少ないというメリットもあり、注目されている治療法です。

しかし、即日インプラントの治療を行うには、歯科用CT をはじめとする多くの診断機器を駆使して適確な診断が行えなくてはなりません。従来のインプラント治療と比べて、自分に適している方法を選ぶと良いでしょう。

即日インプラントとは?

インプラント治療では歯茎を切開しますが、このフラップレスインプラントでは歯科用レーザーなどで歯肉に必要最小限の穴を開けます。

そのため、出血が少なく、腫れや痛みが抑えられます。また、あごの骨に穴を開ける際には、CTによるデータから作成した型(サージカルテンプレート)を使ってポイントや角度・深さを正確に行います。

インプラントを埋め込んだあと、すぐに仮歯が取り付けられます。手術当日に仮歯が入るために即日インプラントと呼ばれています。

しかし、この方法は、行うための設備やあごの骨の状態に条件があります。行うための設備の条件に、CT撮影やコンピュータシミュレーションがありますが、切開を行わずに最小限の穴しか開けないので骨の状態が見えないため、高度な設備が必要となるのです。

また、手術前に仮歯を作ったり噛み合わせをチェックしたりするため、手術前の通院が比較的多くなる場合があります。

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